おから砂とひのき砂、結局どっちがにおいに強い?2匹の猫と7年使い続けた私が本音で比較します
においを最優先するならひのき砂、安心感・流せる便利さを重視するならおから砂。どちらにも明確な「得意・苦手」があって、一概に「これが正解」とは言えないのが正直なところです。7年間でいろんな砂を試しまくってきた私が、むぎ(スコ・7歳)ときなこ(雑種・3歳)の2匹でリアルに比較した結果をぜんぶ話します。
おから猫砂とひのき猫砂、結局どう違うの?特徴を比較
原材料・成分の違いと安全性
まず大前提として、原材料がまったく違うので、使い心地も処理方法も全然別物です。
おから猫砂は、豆腐を作るときに出るおから(大豆の搾りかす)を固めて作ったもの。食品由来なので、万が一猫が口にしても比較的安心とされています。消臭の仕組みは「おからの成分が臭いを吸着・包み込む」感じで、ふんわりした豆腐系の香りがほんのりします。
ひのき猫砂は、ひのきの木材を粉砕・圧縮して作ったペレット状のもの。ひのきに含まれる天然成分(フィトンチッドなど)が消臭・抗菌に働きます。あの「森の中にいるような」ひのきの香りが特徴で、消臭の仕組みは「香りで臭いをマスキング+天然抗菌成分による分解」のイメージ。
安全性について言うと、どちらも猫用として設計されていますが、ひのき砂は精油成分が含まれる場合があるため、誤飲・舐め続けるリスクには少し注意が必要です。むぎはトイレ後に足を舐める子なので、私はそこを気にして商品選びをしています。
粒の形状・固まり方の違い
- おから砂:細かめの粒〜やや大きめのペレット形状が多い。おしっこをすると素早く固まるタイプが多く、スコップですくいやすい。水分を含むと崩れるように溶けるタイプは「流せる」ものが多い
- ひのき砂:丸いペレット状が主流。おから砂と比べると固まりにくいタイプが多く、システムトイレとの相性が良い。流せるひのき砂もあるが、排水管の詰まりには要注意
「固まる・固まらない」の差は掃除のしやすさに直結するので、ここは結構重要なポイントです。
においへの効果を正直レビュー!むぎときなこで実験してみた
ここが本題ですね。
「猫砂のにおい問題」って、検索している人のほとんどが「砂を換えたらマシになるの?」「結局どれが一番臭わないの?」って思ってますよね。でも本当の悩みって、「猫のおしっこのあの独特な臭いが部屋に広がるのが耐えられない」「来客のときにトイレの臭いが漏れてないか不安」みたいなところじゃないかなと思っています。
砂の種類で消臭力は確かに変わります。ただ、「どっちが絶対強い」じゃなくて「何の臭いに強いか」が違う、というのが7年使い続けた私の結論です。
おから砂のにおい消臭力:豆腐っぽい香りと実際の消臭効果
おから砂を最初に使い始めたのは、むぎが3歳ごろ。当時は「食品由来で安全」というのが決め手でした。使ってみた率直な感想は、おしっこ直後の「アンモニア臭」をかなりしっかり抑えてくれるということ。おからの吸収力が高くて、素早くアンモニアを閉じ込める感じです。
ただ、うんちの臭いはどうかというと……正直、おから砂だけではちょっと厳しい。きなこは3歳でまだ若くてにおいも強めなんですが、うんちをしたあとは早めにすくわないと臭いが広がります。おから砂は「おしっこ臭」には強くて、「うんち臭」の抑制は少し弱め、というイメージです。
あと、おから砂特有の「豆腐っぽいほんのりした香り」があって、これを「優しくていい」と感じるか「少し気になる」と感じるかは人によりますね。私は慣れましたが、最初はちょっと不思議な香りだなと思いました。
ひのき砂のにおい消臭力:天然の香りは猫トイレに合うの?
ひのき砂を試したのはむぎが5歳、きなこを迎えて多頭飼いになってすぐのこと。2匹のトイレ臭が増えてきて「もっと消臭力の強いものを!」と思って切り替えました。
使ってみると、ひのきのあの爽やかな香りが、トイレ周りの空気をかなり変えてくれたのには驚きました。「猫トイレがある」感じが薄れて、近くを通ったときに「あ、木の香りがする」って感じになったんです。来客のある日は特に助かった。
ただし注意点があって、ひのきの香りが強すぎて猫がトイレを嫌がるケースがあります。むぎは最初の2〜3日、トイレの前でくんくんして入るのをためらっていました。きなこはそこまで気にしなかったんですが、猫によって香りへの反応が全然違う。
消臭のメカニズムが「香りでマスキング」に近いので、うんち直後の強い臭いは完全には消せません。それでも、時間が経ってからのこもった臭いにはひのきのほうが明らかに強いという実感があります。
今うちで使っているひのき砂は、アイリスオーヤマの「流せるひのきの猫砂」です。ひのきの消臭力はしっかりあって、なおかつトイレに流せるタイプなのでゴミ袋を使う量が減りました。2匹分のトイレをまわしてみて、においのこもりにくさと処理のしやすさのバランスが今のところ一番いいです。
飼い主目線で比べた「使いやすさ」と「コスパ」
砂の飛び散り・掃除のしやすさ比較
これ、地味に大事です。毎日の掃除がラクかどうかで、継続できるかどうかが変わってきます。
おから砂の飛び散りは、粒が軽いこともあって結構飛び散りやすいです。特にきなこみたいにトイレで砂を思いっきり掻く子だと、外まで飛び出すことも。掃除の頻度は上がりますが、溶けるタイプならトイレに流せるので処理そのものはラクです。
ひのき砂のペレットは粒が大きめで重いので、飛び散りは比較的少ない。ただ、ペレットが崩れて細かくなったときの粉は飛び散ることがあります。
掃除のしやすさをまとめると:
– おから砂:飛び散りやすい・でも流せるタイプは処理が簡単
– ひのき砂:飛び散りにくい・崩れた粉は少し掃除が必要
– どちらも「ふた付きトイレ」と組み合わせると飛び散りはかなり軽減される
1か月あたりのコスト目安
2匹のトイレ(各1個)で、私が実際に使ったときの体感コストです。
- おから砂:2〜3kgパックを月2回ほど交換で、月1,000〜1,800円くらい
- ひのき砂:同じ使い方で月1,500〜2,500円前後(ひのき砂はやや割高な商品が多い)
まあ大きな差ではないですが、ひのき砂のほうが少しコストは上がりやすい印象。ただ消臭力と使いやすさのバランスを考えると、ひのき砂のコスパは悪くないと私は思っています。
こんな猫・こんな飼い主にはどっちが向いてる?選び方のポイント
多頭飼い・におい敏感な家庭にはどちらがおすすめ?
2匹飼いになってから実感したのですが、多頭飼いはとにかく「空間全体の臭い管理」が重要です。1匹のときは「トイレ直後だけ気をつければOK」でもなんとかなりましたが、2匹になると常にどこかのトイレが使われているような状態になって、トイレ周りの空気が変わりやすい。
そういう意味で、においに敏感・来客が多い・リビングにトイレがある家庭にはひのき砂がおすすめです。空間ごとひのきの香りで包んでくれるので、「猫を飼っている家のにおい」が出にくくなります。
一方、赤ちゃんや小さい子どもがいる家庭、猫が砂を口にすることがある場合はおから砂のほうが安心。食品由来なので「もし食べても」という場面でのリスクが低い。
猫が砂を食べてしまう子には安全面を要確認
これ、意外と見落とされがちな点なのですが、子猫・砂を食べる癖がある猫にはひのき砂の精油成分に注意が必要です。ひのきに含まれる成分は猫の肝臓への影響が指摘されることもあるので、舐め癖・食べ癖がある子には特に確認してほしいです。
むぎはスコティッシュフォールドで関節が少し弱くて健康管理に気を使っているので、砂の安全性はかなりチェックします。ひのき砂を使っている間も、舐める頻度が増えていないかはよく観察していました。
まとめ:2匹と7年試してわかった「正直な結論」
においを最優先するならひのき、安心感ならおから
7年間でほんとにいろんな砂を試してきた結論をシンプルに言うと:
- においへの強さ(空間全体):ひのき砂 > おから砂
- アンモニア臭(おしっこ直後)の吸着:おから砂 ≒ ひのき砂
- 安全性・食べてしまったときの安心感:おから砂 > ひのき砂
- 流せる便利さ:おから砂(多くのタイプ)> ひのき砂(限られたタイプ)
- 飛び散りにくさ:ひのき砂 > おから砂
- コスパ:おから砂 > ひのき砂(やや)
私がいまひのき砂をメインにしているのは、多頭飼いになってから「空間全体の臭いを抑えたい」という需要が増したから。おから砂を使っていた頃も悪くなかったんですが、2匹になって臭い対策の優先度が上がったことで切り替えました。
むぎのような健康管理が必要な猫がいる場合は、砂選びひとつも慎重になります。猫の健康を守るという意味では、ペット保険も含めた総合的なケアを考えておくと安心ですよ。猫砂の費用だけでなく、いざというときの医療費まで見越して備えておくのが7年やってきた私の実感です。
迷ったら少量お試しパックから始めるのが正解
どちらの砂も、猫によって「気に入る・気に入らない」の差が大きいです。むぎときなこでも反応が違いましたから、「これが正解」を押しつけても猫が使ってくれなければ意味がない。
まず少量サイズか小パックから試して、猫が普通にトイレを使えるか確認するのが一番の近道です。
今すぐできる Next Action:
- においで悩んでいるなら→ まずひのき砂の小パックを1袋試してみてください。今のトイレ砂と少し混ぜながら移行するとスムーズです
- 安全性・流せる便利さを重視するなら→ おから砂で流せるタイプを選ぶのが◎
- 2匹以上の多頭飼いで空間全体の臭いが気になるなら→ アイリスオーヤマの流せるひのきの猫砂、一度試してみる価値ありです
この記事で紹介している商品以外にも、猫の健康・毎日のケアに役立つアイテムをまとめています。参考にしてみてください。


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