「まだお皿で水あげてるの?」獣医に言われた一言で給水器に変えたら飲水量が3倍になった話

「まだお皿で水あげてるの?」獣医に言われた一言で給水器に変えたら飲水量が3倍になった話

結論から言います。給水器に変えた翌日、むぎの飲水量が目に見えて増えて、1週間後には3倍近くになってました。お皿に戻す気は、もう1ミリもないです。

お皿で水をあげてる方、まず飲水量を測ってみてください。おそらくほとんどの猫が「足りてない」側に入ってます。私がそうだったから。


うちの猫、実は水不足だったかもしれない話

cat 猫

むぎが慢性的に水を飲まず獣医に指摘された経緯

むぎを病院に連れて行くたびに「特に問題ないですよ」って言ってもらえてたので、完全に油断してました。

去年の定期健診で、担当の先生にこう言われたんです。

「まだお皿で水あげてるんですか?」

え、ダメなんですか?ってその場で聞いたら、「ダメとは言わないけど、むぎちゃんの年齢(当時6歳)を考えると、もっと積極的に水を飲ませてあげたほうがいいですよ。スコティッシュフォールドは特に関節と腎臓に負担がかかりやすいので」って。

その日、家に帰って初めてむぎの飲水量を意識して計測してみました。100mlくらいのお皿に水を入れて朝置いといたら、夕方に残ってたのが75ml。つまり1日で25mlしか飲んでなかった

猫の1日の適正飲水量を知って青ざめた

調べてわかったんですが、猫の1日の適正飲水量って体重1kgあたり約50mlなんです。

むぎは体重が4.2kgなので、1日に必要な水分量は約210ml

なのに実際に飲んでたのは25ml。適正量の8分の1以下でした。

「え、これ水分不足どころか干からびかけてるやん……」って本気で焦りました。ドライフードにも水分は少し含まれてるので単純計算はできないんですが、それを加味してもぜんぜん足りてない。

7年間、むぎが元気そうに見えてたから疑いもしなかった。でも猫って水不足でもすぐに症状に出にくい生き物なんですよね。「野生の猫は砂漠出身だから水をあまり飲まなくても生きられる」みたいな話は聞いたことあったけど、だからこそ自分でSOSを出せないのが怖いところで。

先生の一言がなかったら、私は今でも気づいてなかったと思います。


普通のお皿から給水器に変えて気づいた3つの変化

cat 猫

給水器に変えた当初、実は「流れてる水に興味持ってくれなかったらどうしよう」って不安でした。むぎ、結構頑固なので。

でも杞憂でした。初日から触れ込みました。

① 飲水量が目に見えて増えた・きなこの変化が特にドラマチック

むぎの飲水量がどう変わったか、1週間記録してみました。

日目 推定飲水量
変更前 約25ml
1日目 約60ml
3日目 約90ml
7日目 約80〜100ml

給水器に変えて1週間で3〜4倍に増えました。まだ適正量には届いてないけど、劇的に改善されたのは確か。

そして、変化がドラマチックだったのはきなこのほう。

3歳のきなこ、もともとお皿の水は1日に少し舐める程度でわりと「水に興味なさそうな猫」だと思ってたんです。でも給水器を置いた瞬間から反応が違った。流れてる水を見つけた瞬間「なんやこれ!?」って感じで鼻をくっつけて、そのまま2〜3分ずっと飲み続けて。それを1日に何度も繰り返すようになりました。

今では給水器から離れたくないのか、横でゴロゴロしてることもあるくらい。

② 毛並みとトイレの回数にも地味に影響が出た

これは給水器を変えて1ヶ月後くらいに気づいたんですが、むぎの毛並みがちょっとツヤっぽくなった気がするんですよ。水分補給が皮膚や被毛に影響するって知識としては知ってたけど、こんなに体感できるとは思ってなかった。

あと、トイレの回数。うちは2匹で砂場を3つ使ってるのでどっちがどれだけしてるかは正確にはわからないけど、明らかにトイレを掃除する頻度が増えました。おしっこの回数が増えるのは腎臓に優しいサインなので、これは素直に嬉しかったです。


給水器えらびで失敗しないためのチェックポイント

cat 猫

給水器、実は最初に買ったやつは失敗しました。値段が安かったのでとりあえず試してみたら、モーター音がやたらうるさくて、むぎが近づかなかったんです。

その後3台試して、選ぶときに絶対確認すべきだと気づいたポイントを共有しておきます。

フィルター交換コストと洗いやすさは絶対確認すべき

給水器って、本体価格だけで比較するのが一番やりがちな失敗です。

フィルターって月1〜2回交換が必要なものが多くて、1枚あたり200〜500円するんです。安い給水器でも、ランニングコストが高いと年間で数千円かかってくる。本体が安くてもトータルで高くなることもあります。

あと、洗いやすさ。ポンプ部分の分解ができないタイプは、細かいところにぬめりが溜まって不衛生になりやすい。パーツが少なくてバラせる構造かどうかは、口コミより先にメーカーの仕様ページで確認するクセをつけましょう。

猫の飲み方タイプ(流水派・溜め水派)で機種が変わる

これ、最初に知りたかった情報です。

給水器には大きく2タイプあります。

  • ウォーターフォール型(流れ落ちる水): ちょろちょろと上から水が流れ落ちるタイプ。流れに興味を持つ猫に向いている
  • スプラッシュ型(泡が立つ水面): 水面がゆらゆら動くタイプ。流水は怖くてもゆらぎには反応する猫も

うちの場合、むぎはスプラッシュ型のほうが落ち着いて飲んでくれて、きなこはウォーターフォール型の流れる水が大好き。2匹いるから両方買うことになりました笑。

1匹なら、まず動画で猫の反応を調べてみることをおすすめします。Youtubeで「○○(機種名) 猫 反応」で検索すると参考になるものが出てきますよ。


実際に使って比較したおすすめ給水器2選

むぎに合ったセラミックフィルタータイプの使用レビュー

むぎには静音性が高くてステンレス製のタイプが合ってました。プラスチックだと素材の臭いが気になるのか近づかない日があったので、ステンレス素材に変えてからぐんと使ってくれるようになった。

コードレスでセンサー付きのタイプが個人的には使いやすかったです。センサーで猫が近づいたときだけ水が流れるようになってるので、常時モーターが動いてない分、音が気になりにくいし、電気代も少し抑えられる。

獣医師監修で衛生面にもこだわって設計されてるのも、7歳のむぎに使うという意味で安心感がありました。価格は少し高めですが、むぎが年齢的にも腎臓ケアが必要な時期に入ってきてることを考えると、ここは妥協したくなかったです。

きなこが気に入ったウォーターフォール式の正直な感想

きなこにはウォーターフォール型を試しました。

3歳で好奇心旺盛なきなこには、流れる水がビンゴでした。最初に見せたとき「なにこれ!」ってなって前足でちょいちょいしてから、そのまま飲み始めたのが可愛すぎて動画に残してます笑。

コスパも重視したくて探したんですが、楽天で3年保証つきのモデルが見つかってこれは助かりました。給水器ってモーター部分が壊れやすくて、安いものを1年おきに買い替えるより、保証つきのものを選んだほうが結果的に安上がりなんですよね。実際きなこが使ってる3年保証モデル、まだ一度も壊れてないです。

また、静音性を最重視したい方にはこちらも選択肢に入れる価値があります。独自設計で静音性を追求したモデルで、夜中も給水器をつけたままにできるのが育て方として理想的。寝室で飼ってる方や、夜行性が強い猫を飼ってる方に特に向いてると思います。


水が飲めない猫が招く健康リスクと保険の話

泌尿器系トラブルは猫の保険請求ランキング上位の現実

これ、私が保険を見直すときに知って驚いたんですが、猫のペット保険で請求件数が多い疾患のトップ3に泌尿器系のトラブルが入ってるんです。

  • 下部尿路疾患(膀胱炎・結石など)
  • 慢性腎臓病
  • 尿道閉塞

どれも、水分不足が原因の一つになりやすい疾患です。

猫は体の構造上、尿が濃くなりやすい生き物なので、水を飲む量が少ないと結晶や結石ができやすくなる。特にオス猫のきなこは尿道が細いので、詰まると命に関わる緊急事態になります。「うちの子に限って」って思いたいけど、保険の請求データを見ると「ほんまによくある話」なんですよね。

むぎが先生に指摘されたとき、「早く気づいてよかった」と心から思いました。腎臓病は早期発見・予防が何より大切で、7歳は人間でいうとアラフォー。予防に投資する価値がある年齢です。

給水器代をペット保険でカバーできるか調べてみた結果

「給水器ってペット保険で補償されるの?」って調べた人いませんか?私、ちゃんと調べました。

結論:基本的に給水器本体はペット保険の補償対象外です。ペット保険の補償は「診療費」が中心なので、予防グッズや生活用品は含まれないのが一般的。

ただ、考え方を変えると、給水器に投資することで保険の請求そのものを減らせる可能性がある。

泌尿器系の疾患で病院にかかると、軽い膀胱炎でも検査・投薬で1回数千円〜1万円以上かかることはざらです。結石が見つかれば手術で数十万円になることも。給水器の5,000円〜6,000円って、その観点から見ると「予防への投資」なんですよね。

ちなみに私はむぎの腎臓のことがあって、去年ペット保険を見直しました。泌尿器系の通院補償がしっかりついているプランに乗り換えて、月々の保険料は少し上がったけど「何かあったときに動けない」という不安がなくなったのは大きかったです。

給水器をきっかけに、飲水量という視点から猫の健康全体を見直す機会にしてみてください。


Next Action|今日から始められること

この記事を読んで「うちの子も水飲めてないかも」と思った方、まず今日の飲水量を計測してみてください

やり方はシンプルです。

  1. お皿に水を入れる前に量を測る(スケールで重さを測るのが楽)
  2. 24時間後に残りを測る
  3. 差分がだいたいの飲水量

体重×50ml が目安です。これを下回ってたら、給水器への切り替えを本気で検討してみてください。

給水器をどれにするか迷ったら、

  • 静音性・衛生重視でシニア猫や病気持ちの猫がいる家→ ステンレス×コードレス×センサー付きのタイプ
  • コスパ重視・流れる水に反応する好奇心旺盛な猫→ 保証つきのウォーターフォール型

から試してみるのをおすすめします。

むぎときなこが教えてくれたこと、「猫が元気そうに見えても、日常のちょっとしたことが体の中で積み重なってる」ということ。給水器は5,000円前後の投資で、何年分もの予防になりえます。ぜひ、お皿のまま放置しないでほしいです。

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